黒猫子猫を保護しました

7月初旬の明け方、外猫ちゃんのお世話をしていたところ、

「ミーミー」とかすかな子猫の声がしました。

えっどこ?

どこから聞こえてる??

姿は見えない。でも確実に聞こえた!

だけどその周りでわたしの知っている子は、避妊済みの雌1匹と雄が1匹。

耳を研ぎ澄ませ鳴き声に集中するもそこからもう聞こえない。

なので次の作戦に変更です!

私が腰を下ろしてしゃがむと、「みぎゃ~みぎゃ~!」と大声を出しながら体をこすりつけてくる❝雄❞の方のにゃんこをおびき寄せて声を出させてみる!

「猫の声を母猫の声だと思って反応して!」作戦です。

雄のにゃんこは私が地面に座ると、まんまと「みぎゃ~みぎゃ~!」と大声を出してくれました。

そして作戦成功‼ 先ほど聞こえた声と同じ子猫の声が聞こえました!

さっきよりも大きく鳴いている。

声が聞こえる先は。。近くにある会社に停まっていた車の中でした。

うわぁ~と思いながら、車に近付いてみる。

私は車の中から子猫の声が聞こえているという状況何度も経験しました。

その時には私に出来る精一杯の事はしてきました。

だけど、救出が上手くいき、良かった~と思えることもあれば、

直接救出出来ず悔しくて悔しくてたまらないこともありました。

今回はどうなのか?どういう段取りを踏めば今車の中で鳴いている子猫を助けられるのか。

頭の中で色々な事を考えながら一気に緊張してきました。

ですが神様が味方してくれました!!

雄にゃんこの声に反応し、つられて ぴょん!と中から真っ黒な子猫が姿を現しました!

出てきた!よし! と喜びながらも、また下から車の中に入らないようにしなくてはならない。 すぐさま猫缶をパカンと開け、 

「おいでおいで、ご飯食べよぅ」と誘いまくりました。

おそらくはまだお乳以外のちゃんとしたご飯は食べたことはないでしょう。

何とか誘いに乗ってくれ~と思いながら距離を詰める。。

なんと食べてくれました!(なるべく自然に、驚かさない為にご飯そのまま置きました。きちんとお片付けしました。ご了承ください)

どうやらお腹っがいっぱいになった様子。

まずはご飯を食べさせることが出来ました。

だけどこれからどうする・・?

辺りに母猫らしきにゃんこがいないか探してみる。

きっとけっこう先の方までいけば、私がお世話をしていないにゃんこ達がいるんだろうけど、この日は探してみても会えませんでした。

そして、黒猫子猫の様子を見ていると、また車の下から中に入りそうになる・・っ

「ダメだよ!ダメだよ!」と足音を鳴らして阻止をする。

そしてまた入りそうになる・・

を繰り返しながら、

やっぱりこのまま放ってはおけなかったです。

自分では決して簡単に連れ帰っているつもりではないのですが、

お外の猫ちゃん達とこれまで接してきて、

悲しい場面を多く経験してきました。

私がこの日このままその場を後にしたなら、この黒猫の子猫はこの日からどう生きていくのか。 まずは生きて行けるのか。

また次の日に同じ場所に私が行っても、この子に会える可能性は高くありません。

そう思うと、一度抱えたこの子をどうしてもまたその場所に置いて帰る事が出来ませんでした。

もう少し非情になれたら。

効率良く立ち回れたら。

そう思いながらもその子を離さないようにしっかりと抱きしめて帰りました。

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今回、協力をしてくれた、雄にゃんこの

『白コロ』君です!

グッジョブでした!白コロありがとう!!

❝白❞ といっても、グレーの割合多いですが(;^ω^)

がっしりとした体付きで長毛、ブルーの瞳、クリームパンのような手がものすごく可愛い良い子です。

何より白コロの大きな鳴き声が子猫を呼び出してくれました!

協力してくれてありがとう!

好物のちゅ~る多めに献上いたしますね。

次回は、保護致しました黒猫子猫ちゃんの様子を綴らせていただきます。